こんにちは、ゆぅか(nurse_free122)です♪
ブログにお越しくださりありがとうございます!
「大学病院で働くってどんな感じなのかな?」
「一度は大学病院で働くことに憧れがあるけど、なんだかキツそう・・」
「大学病院って看護師は採血しないんでしょ?」
看護師の就職先の一つに大学病院があげられますが、実際に働いたことのない人は、「どんな雰囲気なのか」「良い点と悪い点は?」など疑問だらけですよね!
私は、一般病院(総合病院)に4年間勤務したあと、大学病院へ転職し6年間働きました。
この記事では、看護師が大学病院で働くのって実際どうなのか、実体験を踏まえてレポートします!
結論からいうと、
確かにめっちゃキツい!笑
でもメリハリがあって楽しいのも事実!
いろいろ経験できたし大学病院に勤めてよかった!
これから大学病院で働くことを考えている看護師の、参考に少しでもなれば幸いです。
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大学病院での看護師の仕事内容
大学病院での看護師の仕事内容について解説していきます。
一般的な看護業務
大まかな看護師の仕事はこんな感じです。
一般病院と比較して、そんなに差がないことがわかります。
ちなみに、私が勤めていた大学病院では、ルート確保を患者さんに実施できるようになるには、院内の研修を受けて合格をもらってからでないとできませんでした。
自己研磨のための研修や教育業務
ここが一般病院と多く異なる点かもしれません。
大学病院では、新しい知識を身につけることが重要視されるため、研修や勉強会の機会がたくさん設けられています。
最低でも月に1回は研修・勉強会が実施されていました。
自分が勉強会を開く側になることもあり、そのための資料作りをしなければならないこともあります。
また、大学病院は付属の看護学部があることがほとんどであり、看護学生さんが実習に頻繁に来ます。
学生指導も立派な仕事の一つです。
教育といえば、看護学生のみならず、新人看護師や後輩看護師の指導係に抜擢されることもあります。
しかし、これは一般病院でもある程度行っているのではないかと思います。
看護師が大学病院で働くのはキツいと言われる理由3つ
では、看護師が大学病院で働くのはキツいと言われている理由について解説していきます。
- 緊急入院などの対応が多く残業が増えがち
- 看護業務以外の仕事の負担が多い
- 高度医療を提供するため、常に知識をアップデートする必要がある
1.緊急入院などの対応が多く残業が増えがち
大学病院は、急性期医療を担っています。
- 他の小規模な病院ではみれない患者さん
- 詳しく検査するために大学病院へ紹介される患者さん
などを、常に受け入れていかなくてはなりません。
緊急入院や緊急手術の予定が入ることは、日常茶飯事です。
勤務時間が終わる頃に限って、緊急入院など飛び込んでくるものです(笑)
他の仕事が終わっていれば、緊急患者の対応だけに集中できますが、
- 看護記録がまだ残っている
- 後輩の看護技術や記録のチェックをしなければならない
- 翌日転院する患者さんの書類の準備
など、やることは山積みです。
残業が増えるのも容易に想像できますよね。
2.看護業務以外の仕事の負担が多い
先述したとおり、大学病院では、看護業務以外の仕事がどうしても多くなります。
自分もこんなにたくさんの仕事をしていたなんて、目眩がしそう・・
やはり大学病院は、最新の医療を提供していくために看護師の質も高いものを求められるため、勉強し続けていくことは必須です。
また、教育的な役割が大きいため、自分が得た知識・技術を、他の人へ指導する機会が多くなります。
3.高度医療を提供するため、常に知識をアップデートする必要がある
医療業界では、常に新しい治療法や薬などが登場してきます。
特に大学病院では、最先端医療を提供することが多くあるため、自分の医療に関する知識やそれに関する看護について、常にアップデートしていく必要があります。
新しいことを学んで吸収していくことが好きなひとは、それほど苦にならないでしょう。
看護技術の研修や急変時対応についての研修など、勉強する機会は嫌でもどんどん与えられます!笑
前向きに取り組めるひとであれば、問題ありません。
最先端の医療・看護を学んでいけるのは、大学病院ならではですね!
【体験談】大学病院で働いてみて感じたメリット
実際に大学病院に6年間勤めた経験から、大学病院で看護師が働くメリットについてお伝えします。
あくまでも、私個人の勝手な感想です!
収入アップが見込める
一般病院から大学病院へ転職してよかったと思ったことの一つが、収入がアップしたことです!
残業時間や住居手当など細かい部分は省いてますが、給与額が全然違うことがよくわかると思います。
もちろん一例なので、全部が全部この通りではありません。
初めて給与明細を見たとき、同じ看護師でもこんなに違うんだ!と驚愕でした(笑)
今勤めている病院の給料に不満があるひとは、大学病院で働くメリット・デメリットを理解したうえで、一つの選択肢に入れてもいいのではないでしょうか。
専門的な疾患・治療を学べる
大学病院では、一般病院ではあまりみない疾患の患者さんもいます。
単純に、自分の知識が増えて嬉しいです。
手術件数が少ないと、せっかく勉強しても受け持つ機会がなかなか無いまま終わってしまったり、忘れた頃に受け持たなければいけないってこともあります。
大学病院であれば、繰り返し受け持ちができるので、知識が定着しやすいです!
また、大学病院は、部位別に病棟が細かく分かれていることが多いため、より集中的に学ぶことができます。
「外科」「内科」のように、大まかな病棟分けがされているところだと、疾患に関する知識も広く・浅くになってしまうことがあります。
いろんな疾患の患者さんをみなければならないため、勉強するのも大変です。
後輩指導により教育スキルが身につく
一般病院でも後輩指導の機会はありますが、大学病院ではより指導する機会が増えたように思います。
(ちょうど看護師5〜10年目で、教育担当になりやすい時期であったこともあります)
大学病院は、入職する新人看護師の数も多く、教育カリキュラムもしっかり組まれていました。
教育指導者の会議に出席することも多く、「どうやったら効果的な指導ができるか」みんなで話し合う機会が多かったです。
人に教えることって、自分自身も知識の振り返りや再学習ができます
長期連休や有給がしっかり取れる
大学病院は、看護師の数がある程度確保されているため、長期連休や有給をしっかり取ることができていました。
休みがしっかり取れるって、モチベーションを維持するのにすごく重要ですよね!
看護部の年間目標に、「有休消化率◯パーセント」という目標がたっていたため、おのずと有給が取れました。
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【体験談】大学病院で働いてみて感じたデメリット
私は、大学病院で働くメリットの方が大きかった!と感じていますが、大学病院で働いて感じたデメリットについてもお伝えします。
係や委員会など看護業務以外の負担が増える
残業する理由として割と多いのが「看護記録」だと思いますが、記録がまだ残っているのに、係や委員会の集まりに出ないといけないのが結構苦痛でした。
人によっては、係を2つ掛け持ちしている人もいました。
また、委員会があっても業務量の調整がされないなんてことも・・。
「どうやったってその時間にその仕事は無理でしょ!」っていう・・(笑)
このような事態を避けるには、人員が潤っている部署に行くのが一番です!
業務量が多く、仕事がハード
私が勤めていた頃のイメージですが、大学病院は若手の看護師が多い印象です。
そうすると、日勤でリーダー格以上の人が自分しかいないなんてことは日常茶飯事です。
後輩の指導、相談役もしないといけないうえに、重症な患者さんを受け持つことになります。
多忙な分、終わったときの達成感はすごいです(笑)
専門性が高くなり、知識が偏りがち
大学病院では、部署が科別にこまかく分かれていることがほとんどです。
よく言えば、専門性を高めることができて疾患や治療に詳しくなれますが、わるく言えば、知識が偏りがちになります。
ある程度知識を深めることができたら、異動して、新しいことを学ぶと経験値があがりますね!
まとめ
大学病院で働くのは、確かにキツさもあるけれど、収入や休暇の面を踏まえるとやりがいが十分に感じられると思います!
- 緊急入院などの対応が多く残業が増えがち
- 看護業務以外の仕事の負担が多い
- 高度医療を提供するため、常に知識をアップデートする必要がある
- 収入アップが見込める
- 専門的な疾患・治療を学べる
- 後輩指導により教育スキルが身につく
- 長期連休や有給がしっかり取れる
- 係や委員会など看護業務以外の負担が増える
- 業務量が多く、仕事がハード
- 専門性が高くなり、知識が偏りがち
最後まで、お読みいただきありがとうございました!
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