こんにちは、ゆぅか(nurse_free122)です♪
ブログにお越しくださりありがとうございます!
看護師の夜勤はきついって、よく言われますよね。
実際に看護師として10年以上働いてみて、「夜勤きついなぁ・・」と思うことばかりです。
「夜勤がきついから看護師辞めたい。」
「責任も重いし、夜勤前は憂鬱になる・・。」
「緊張して夜勤前もあまり休めないのがきつい。」
私もこんなことを思いながら、日々夜勤をしてました。
この記事では、夜勤がきつい理由と、そのつらさにどう対処したら夜勤を乗り切ることができるのか、について書きました。
きつい夜勤を乗り切るコツを知って、前向きな気持ちで夜勤に臨めるようにしていきましょう!!
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看護師の夜勤がきつい理由5つ
看護師の夜勤がきつい理由は、以下の5つが考えられます。
昼夜逆転するため生活リズムが乱れる
人間は、「朝起きて、夜になったら眠る」という生活リズムが基本です。
夜勤をすることによって、基本的な生活リズムが乱れ、それによりホルモンバランスの乱れなどが生じます。
生活リズムが乱れるとこんな問題が・・
- 体調が優れない
- 肌荒れ
- 便秘
- 生理不順
身体的な不調が起こることは、夜勤がきつく感じる大きな原因となります。
看護師の人員が少なく精神的負担が大きい
日勤と比較し、夜勤は2、3人という極少数の看護師で、大人数の患者さんをみないといけません。
一人一人にかかる業務負荷は大きく、「迷惑をかけないようにしっかりしなきゃ!」と意気込むあまり、精神的にきつく感じる人もいます。
夜勤の精神的にきついところ・・
- 急変や緊急入院のときに、早急な判断・対応力が問われる
- 一人で抱える患者数が多く、業務をこなすことに精一杯になる
- 仮眠はあるが、「何かあったらどうしよう・・」と不安で全く休めない
- 苦手な人との夜勤だと、相談しづらい
困ったときや悩んだとき、他の看護師も忙しそうにしていると、「自分でどうにかしなくちゃ」と思ってしまいがちです。
日勤とは異なる業務内容
日勤とは異なる業務・・
- 夜間の巡視
- 入眠前の看護(眠剤の投与など)
- 翌日の手術・検査・退院・転院の準備
- 夜間せん妄の対応
- 日勤の点滴の確認 など。
夜勤は、患者さんが寝ているから業務が少ないと思いきや、夜勤ならではの仕事がたくさんあって、ほんとうに休む暇もありません。
私が実際に夜勤で働いていて「夜勤きつい」と感じたのは、夜間せん妄や認知症患者さんの対応です。
点滴、ドレーンの自己抜去や転倒って、夜になると何故か起こりません?涙
そもそも看護師が少ない時間帯に、予想外の出来事が起きると、患者さんの安全確保が精一杯となってしまいます。
長時間勤務のうえ残業もある
2交代であれば、
17時〜翌朝9時までの、16時間勤務が一般的
そのうち2時間程度の仮眠休憩があるとはいえ、かなり長時間拘束されることになります。
夜勤で長時間気が張ってるため、勤務が終わる頃には身体がドッと疲れますよね。
何事もなければ定時で帰宅できますが、
- 朝方の急変、緊急入院
- 日勤者への申し送り
- 看護記録の追加
などの理由で残業することも少なくありません。
16時間働いたうえに、残業って・・
看護師みんな頑張りすぎじゃないでしょうか?
人間関係のストレス
人間関係のストレスは、夜勤がきつい一番の原因かもしれません。
夜勤は少ない人数で働くからこそ、一緒に働く人って重要ですよね!
極端に言えば、どれだけ忙しく激務でも、仕事しやすい人と一緒の夜勤だと頑張れたりします!
苦手な人との夜勤前はとても憂鬱になり、「仕事行きたくないなー」と思ってしまいますよね。
職場の人間関係がいいと、こんなメリットがあります。
- チームワークが良くなり、お互い助け合いながら仕事ができる
- 困ったときにすぐヘルプを出せる
- 相手の顔色を伺いながら仕事する必要がない
- イライラしない
もちろん全員と仲良くなるのは難しいですが、夜勤がつらくない程度に人間関係も良くしたいですね。
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きつい夜勤を乗り切るコツ5選!
次に、きつい夜勤を乗り切るのはどうしたらいいのか解説していきます!
すぐに環境を変えることは難しい人は、いまできることで対処してみましょう!
なるべく生活リズムを崩さないよう意識する
夜勤をしていると、どうしても生活リズムは乱れますが、なるべく整えるように意識しましょう。
夜勤明けは、身体的にも精神的にもすごく疲れているため、十分な睡眠・休息をとることが大切です。
しかし翌日もいつまでもダラダラとして寝ていると、体内リズムが戻りません。
ダラダラと寝ているほうが、体がだるかったり、疲れが取れなかったりするのを実感したことがある人もいるのではないでしょうか。
朝、日光を浴びると、体内時計が調整されて、リセットされます。
そして、日光を浴びると、約15時間後にメラトニン(睡眠ホルモン)が分泌されるため夜の睡眠にも良い影響があります。
ちょっと体はつらいかもしれませんが、頑張って起きましょう!あえて予定を入れておくのもいいですね
業務で不安なことがあれば、事前に相談しておく
- みたことのない疾患の患者さんを夜勤で初めて受け持つ
- 経験のない処置を夜勤で初めて行う
- 夜勤中、いつも効率良く回れず業務が残ってしまう(タイムスケジュールを立てるのが苦手)
これらのように夜勤に対する不安がある場合、夜勤に対して過度に緊張してしまう恐れがあり「夜勤きつい」の理由になります。
なによりも、初めてやることがある場合は、周囲の看護師にお知らせしておくとともに、事前に勉強するなどして備えましょう。
可能な限り、身近な先輩看護師や一緒に夜勤をする看護師へ相談しておきましょう。そうすることで周りもフォローしやすいです
不安が「ゼロ」にはならないにしても、何も行動しないよりはいい状況になるはずです!
仮眠はしっかり休む
「睡眠」がちょっと取れるだけでも朝方の疲れ具合が全然違いますし、ヒヤリハットを防止することにも繋がります。
なるべく仮眠室の照明を消し、横になって身体を休めましょう。
眠れないときは、
- 温かくなるアイマスクを使ってみる
- 好きな香り(アロマ)を嗅ぐ
- 顔を洗って仕事モードをOFFにする
- 周りの音が気になるのであれば耳栓をする
などもオススメです!
リラックスするように心がけることで副交感神経が優位になり、眠りを誘います。
好きな音楽を聴いたり、おやつを食べたりするのもいいですね♪
私の場合は①髪をほどく②靴下を脱ぐ③真っ暗にして横になる が、切り替え方法です^^
合わないスタッフとの夜勤は、業務に集中することを徹底する
看護師も人ですから、どうしても気が合わない人もいますよね!
「あの人との夜勤嫌だな」「なんでいつもこうなの!?イライラする!」なんて思いながら夜勤をするのは、とーっても疲れます。
イライラしたり、嫌な気持ちになるだけ、自分が損をします。
患者さんとの関わりにエネルギーを注ぎ、定時で帰ることを目指して粛々と仕事をしましょう♪
自分のミスや間違った行動に対しての「指導」であれば聞くべきですが、仕事とは関係のない「イヤミ」「小言」「グチ」などであれば、一生懸命に聞く必要はありません。
夜勤明けの楽しみをつくっておく
夜勤明けに楽しみをつくっておくことは、「きつい夜勤」を乗り切るために必須です。
- 友達とランチに行く
- 彼氏とデートする
- 録り溜めたドラマを見る
- ジムやヨガをしに行く
- ちょっと高級なスイーツを食べる
- ひたすら時間を忘れて寝る
- 平日空いてるカフェに一人で行く
「これを乗り切れば、〇〇がある!」と思えることを、一つでもつくっておきましょう!
自分がリフレッシュできて、心から楽しめるものであれば、小さくてもなんでもいいのです。
夜勤回数が少ないほうが、きつい気持ちが和らぐのであれば、夜勤回数の少ない職場への転職も選択肢の一つです。
どうしても夜勤がきつい場合の対処法
いろいろな対策をしても、どうしても夜勤がきついと感じるときは、無理をしないようにしましょう。
体調を崩してしまう前に、「ちょっとこのまま続けたら、良くないな・・」と自分で気づき立ち止まることが大切です。
日勤のみの勤務に変更してもらう
しばらく日勤のみの勤務に変更ができるか師長に相談してみましょう。
業務形態として【常勤看護師】の場合は、夜勤をするのが原則
の場合もありますが、ちゃんとした理由があり、一時的なものであれば応じてくれる可能性は十分あります。
決してわがままではありません。長い目でみて、自分の心身を大切にしましょう。
夜勤のない職場へ転職する
転職活動が可能であれば、夜勤のない職場へ転職することも考えましょう。
世の中には、「夜勤のない」看護師が働ける職場はたくさんあります。
看護師としての経験が浅くても、転職できる職場はあります。
心身への負担が少なく、自分に合った働き方を考えてみましょう♪
まとめ
看護師の夜勤は大変ですが、ストレスを溜め込みすぎないように、自分に合った働き方を探していきましょう!
- 昼夜逆転するため生活リズムが乱れる
- 看護師の人員が少なく精神的負担が大きい
- 日勤とは異なる業務内容
- 長時間勤務のうえ残業もある
- 人間関係のストレス
- なるべく生活リズムを崩さないよう意識する
- 業務で不安なことがあれば、事前に相談しておく
- 仮眠はしっかり休む
- 合わないスタッフとの夜勤は、業務に集中することを徹底する
- 夜勤明けの楽しみをつくっておく
- 日勤のみの勤務に変更してもらう
- 夜勤のない職場へ転職する
最後までご覧いただきありがとうございました!
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