【中途看護師】入職後に直面しやすい悩みとその対処方法を解説！

中途看護師として入職すると、さまざまな悩みに直面することになります。

私は、過去2回転職経験があり、中途看護師としての悩みを感じる場面が多々ありました。

「中途看護師って辛い・・。」

「働き始めたばかりだけど、もう辞めたい・・。」

想像していたよりも辛い状況に、このように思うひともいるでしょう。

この記事では、中途看護師が入植後に直面しやすい悩みとその対処法について実体験を踏まえて、解説します！

中途看護師として働くなかで悩みを抱えている人の参考になれば幸いです。

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中途看護師が直面する悩み5選！

順番に解説します！

中途看護師は即戦力として期待される

中途看護師は、前職での経験があるため、新しい職場に入職すると即戦力として期待されます。

即戦力として期待されることは嬉しい反面、プレッシャーに感じて悩んでしまう人もいます。

新人さんより後に入職したのに、仕事をハイスピードで覚えて、新人フォローにつくこともあります！

中途看護師は放置されがち

中途看護師は経験があるぶん、一からすべて指導する必要はないため、目が離れることが多いです。

特に、

• 前職で経験のある部署（科）で働く場合
• リーダー経験がある年数の場合

は、業務手順をサラッと説明されて「分からないことがあれば聞いてくださいね。」と言われ、放置されることはザラです！

「放置されて全然教えてもらえない・・」という悩みは中途看護師からよく聞きます。

病院独自のルールがわからない

中途看護師は、新人看護師のように病院の集合研修やオリエンテーションを受けないこともあります。

（希望すれば新人教育研修を受けられる場合もあります）

病院独自のルールを学ぶ機会がないままに配属されると、看護業務以外のところでつまづき、仕事がうまく進められないという悩みが発生することもあります。

職場の雰囲気に馴染めない

中途看護師として入職すると、同期と呼べる人がいないことがほとんどです。

4月入職の場合だと、新人看護師と同期ということになりますが、同じ「新人」でも、悩むポイントが違ったり、若すぎて話が合わなかったりして、なかなか馴染めない場合もあります。

職場が変われば、仕事のやり方もそれなりに違ってきます。

特に初めて転職をする人は、戸惑いを感じる人も少なくないです。

そんな時に気軽に話せるスタッフがいなかったり、話が合わないなんてことがあると、今後職場に馴染めるのか不安に思ってしまいます。

想像していた業務内容と違う

中途看護師は入職後に、自分が想像していた業務内容とのギャップを感じることもあります。

例えば、

• 入職後間もないのに、リーダー業務を任せられたり、スキル以上のことを求められる
• 看護業務というより、事務仕事が多い
• ゆっくり患者さんと関われると思っていたが、業務に追われて思うような看護ができない

などです。

面接時に聞いていた業務内容と違っていて、「こんなはずじゃなかった・・」と思う人もいるでしょう。

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中途看護師の悩みの対処法

中途看護師の悩み対処法はこちらです。

順番に解説します！

分からないことは積極的に質問する

中途看護師は、経験があるからこそ「教えなくてもできるだろう」と思われがちです。

お互いの人柄を知らない時期だったり、自分より年上の中途看護師に対しては、「指導しづらいなあ・・」と感じるスタッフもいるでしょう。

だからこそ、中途看護師は自分から積極的に声をかけ、分からないことは質問&解決していく必要があります！

分からないままにして業務を遂行することで、インシデントが起きる恐れもあります。

積極的に質問したり、マニュアルの場所を確認して読んでおいたりして、疑問点は解決しておきましょう！

挨拶などコミュニケーションを大切にする

初対面の人と話をしたり、一緒に仕事をするのって緊張しますよね。

自分から積極的に挨拶をすることで、お互いの緊張を和らげることができますし、印象もよくなります！

印象がよくなると、仕事で困っている時に助けてくれたり、迷っている時に相談にのってくれるスタッフが増えます。

時間が解決してくれるのを待つ

「職場の雰囲気に馴染めない」ことや「病院独自のルールが分からない」ことについては、時間が解決してくれる部分もあります！

中途看護師として入職した当初は、いろいろな不満や悩みを抱えることが多いですが、時間が経つと「そんなことで悩んでいたっけ？」と思うほど、忘れてしまうことってあります。

はじめは確かに辛い部分もありますが、辛抱強く時間が経つのを待つことも、解決策のひとつです！

いくら看護師としての経験値があっても、そこの職場では新人同様です！

新人と同じような新鮮な気持ちで、日々仕事に向き合っていると、いつの間にか悩まなくなることもあります。

前の職場と比較しない

• 「前の職場ではこうやっていたのに・・」
• 「こうやってやるのが普通でしょ？」

中途看護師として働き始めると、このような思いを抱く場面が少なからずあります。

「郷に入っては郷に従う」です！

もちろん、看護手順などについて根拠やエビデンスをもっていて、「この方法では間違っているのではないか」と思うこともあるでしょう。

そういう場合の対処法としては、

• その場で根拠を示して、意見を言う（やみくもに間違っていることだけを指摘しない）
• 時間が経つのを待ち、病棟の雰囲気に馴染んできてから、意見を言う

の２つの方法があります。

転職を何回か経験して感じたのは、

中途看護師で入ってきた人に、いきなり「これ違うと思います」「ここのやり方間違ってますよ」と言われても、スタッフは戸惑うことが多く、距離を置かれる可能性もあるということです。

中途看護師の病院選びのポイント

中途看護師が、なるべく悩みがなく働くためには、そもそもの病院選びを失敗しないことも大切です！

中途看護師の病院選びのポイントは以下です。

順番に解説します。

中途看護師への教育が整っている病院を選ぶ

新人看護師向けの教育プログラムが整っている病院は多くありますが、中途看護師向けの教育体制はないところもあります。

病院見学時や面接時に、中途看護師への教育体制が整っているか確認するとよいです！

• 中途看護師向けの、業務チェックリストが作成されている
• 中途看護師にも、プリセプターのような相談役をつけてくれる
• 中途看護師が入職して、定着している実績がある

このような病院を選ぶと、中途看護師が働きやすい職場環境であることが想像できます。

入職前に仕事内容を詳しくチェックする

入職後に、仕事内容にギャップを感じで悩まないために、事前に詳しくチェックしておくことが大切です。

例えば、

• 前残業はどれぐらいあるのか
• 日勤でどれくらいの患者さんを受け持つのか
• 一人で業務を行うのか、ペアで業務を行うのか
• 外科であれば、1日の手術件数はどれぐらいか
• 看護助手と看護師の仕事の範囲

などです。

転職する人は、前回の職場に不満があり退職したという人もいるはずです。

重要視するポイントは人それぞれ違いますが、新しく入った職場で同じ不満を抱えないようにしましょう！

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まとめ

転職した看護師は、何かしらの悩みを抱えています。

今まさに悩んでいる人は、この記事の対処法を参考にしてみてください。

今後転職を考えている人は、中途看護師にはこういう悩みがあるんだなと事前に知っておくだけでも、転職後に役立つはずです！