こんにちは、ゆぅか(nurse_free122)です♪
ブログにお越しくださりありがとうございます!
看護師が、3年に満たない年数で「看護師辞めたい」と思うことは、よくあることです。
「辞めたいと思っても、最低でも3年は辞めずに働いた方がいいよ」
先輩看護師から、こんな言葉を聞いたことがある看護師もいるのではないでしょうか?
私は新卒で入職した病棟で、師長さんから「石の上にも三年だよ」「どんなにつらくても3年は頑張りなさい」、そう口酸っぱく言われてました。
当時は、
「えーそんなこと言っても、つらいものはつらいんですけど・・」
そう思いつつ働いてました。
しかし、つらい中でもなんとか頑張って丸4年働いてから退職して思ったことは、
「あの時辞めずに続けてよかったな」です。
この記事では、看護師が3年は続けるべきと言われている理由、丸4年働いてから退職してよかったことを実体験をふまえて解説します。
\ 利用無料◎ 相談のみでもOK✨ /
看護師が3年は続けるべき理由
いくら周りから3年は続けたほうがいいよと言われても、なぜそう言われるのか分からないと本人としては辛いだけです。
看護師が3年は続けるべき理由は以下です。
- プリセプターやリーダー業務の経験がない
- 最低限の看護スキルが身についていない
- 退職金がもらえない可能性がある
- 奨学金の返済を求められる可能性がある
- 転職活動で不利になる
- 転職後、給料が下がる可能性がある
順番に解説します。
プリセプターやリーダー業務の経験がない
プリセプターは3年目で経験する病院が多いです。
プリセプターは、新人看護師の仕事に関する悩み相談や、精神面のフォロー、看護業務の指導を主として行うことが多く、プリセプターを経験することで自身のスキルアップにもつながります!
リーダー業務も3年目〜4年目で経験する病院が多いです。
リーダー業務を経験することは、看護師として1人前になった証でもあり、得られる能力はたくさんあります。
プリセプターやリーダー業務を経験することは、看護師としてのスキルアップに大きく関わるといえます。
リーダーは精神的に負担が大きいですが、そこを経験できるかできないかは今後を大きく左右します
最低限の看護スキルが身についていない
病院の新人教育カリキュラムは、3年単位で完了することが多いです。
必要な研修を途中で辞めてしまうと、最低限の看護スキルが身につかないままになってしまいます。
最低でも3年続けると、経験できる看護技術が増え、患者対応や急変時の対応、医師との連携についての知識も身につきます。
退職金がもらえない可能性がある
多くの病院では、退職金制度があります。
退職金は、3年目以降に支払われる病院が多く、なかには4年目以降でないと支払われない病院もあります。
自身の病院の退職金制度をチェックしておきましょう!
せっかく退職金制度があるのであれば、退職金をもらってから辞めた方が経済的に安心です!
奨学金の返済を求められる可能性がある
学生時に奨学金をもらっていた人は、「◯年間働けば奨学金を返済しなくてもよい」と決められている人もいます。
規定の年数を満たさず早々に退職してしまうと、奨学金の返済を求められる場合があるため注意しましょう。
私も奨学金をもらっていたので、最低3年働かないと全額返済する必要がありました
転職活動で不利になる
看護師3年目で転職するのと、看護師4年目で転職するのは、待遇面で大きく変わります。
看護師として丸3年間働いていれば、基本的な看護技術や仕事のスキルが身についていると想定され、看護師として1人前と判断されます。
3年目でも転職することは可能ですが、できれば3年間働いてから(4年目以降に)転職活動をしたほうがベターです!
3年間継続して働いた!という自信にもなり、転職活動もしやすいですよ♪
転職後、給料が下がる可能性がある
求人情報の給与をみると、看護師4年目から給与が上がることが多いです。
年齢別看護師の給与 | 給与額 |
20〜24歳 | 297,596円 |
25〜29歳 | 322,787円 |
この調査結果からもわかるように、4年目以降の看護師(25歳〜)は約25,000円も給与額が多いことが示されています。
3年目で転職すると、給与アップする機会を失うことになり、モチベーションが下がりかねません。
\ 無料◎ 転職相談してみる /
丸4年働いてから退職してよかったこと
私自身は、新卒で入った病院で丸4年働いてから転職しました。
丸4年働いてから転職してよかったと感じたことは以下です。
- 転職先で即戦力として歓迎される
- 一通りの看護技術はできる
- 退職金がもらえる
- 給料がアップする
順番に解説します。
転職先で即戦力として歓迎される
私の場合、前の病院でプリセプターもリーダーも経験できていませんでした。
それでも、転職した病院では即戦力として歓迎されました!
その理由としては、
- 基礎看護技術は習得済み
- 外科病棟→外科病棟へ転職したため、術後管理や創処置など外科特有の業務も経験済み
- 他職種との連携の仕方がわかる
- ある程度全体を見渡しながら仕事ができる(自分のことだけでいっぱいいっぱいにはならない)
- 同じ電子カルテだったため、記録で困ることはほぼない
以上のことが考えられます。
これらは4年間働いたからこそ、身につけられたスキルです!
一通りの看護技術はできる
先程の内容とかぶりますが、一通りの看護技術は問題なくできます!
物品の場所だったり、病院特有のマニュアルがあったりしますが、一から看護技術を覚えるのに比べれば問題ありません。
もしも習得できていない看護技術があると、転職先で場合によっては、研修から再度受けないといけない可能性があります。
退職金がもらえる
丸4年働いてから退職したため、退職金をいただくことができました。
金額は40万円ほどでした。
寮生活をしていたため、退職するにあたり一人暮らしをしなければならず、新生活に必要なものを揃えたり、引っ越し代にあてたりできたので助かりました!
せっかく頑張って働いてきても、退職金なしで病院を去るのは、もったいないですよね。
給料がアップする
これは転職した病院の規模にもよりますが、私の場合は丸4年働いてから転職したことで基本給が約5万円アップしました!
もし3年目までに辞めていた場合、転職先の基本給は新人看護師と同じぐらいになり、給料アップは望めなかったでしょう。
給料は働くうえで大事なモチベーションになりますよね!基本給が上がる経験年数まで待ってから転職したほうが得策です
3年間我慢せず辞めてもいいパターン
看護師が最低3年は辞めずに続けたほうが良い理由を解説してきましたが、場合によっては、3年待たずに辞めてもいいです!
その理由は、自分を犠牲にしてまで同じ病院で働き続ける必要はないからです。
3年間我慢せずに辞めてもいいパターンは以下です。
- 給料が衝撃的に低い、サービス残業が多い
- 人間関係が悪すぎる
- 仕事が理由で体調を崩している
給料が衝撃的に低い、サービス残業が多い
- 基本給が、平均と比べて低すぎる
- 夜勤手当や残業手当を含めないと、平均的な給与をもらえない
- サービス残業が多すぎる、日常化している
これらに該当する場合は、我慢して続けずに退職してもいいです。
特に新人〜2年目までの若手看護師は、「まだ1人前じゃないからサービス残業して当たり前」という風潮がある病院もあります。
2017年の日本医療労働組合連合会の調査によると、約7割の看護師がサービス残業をしているそうです。
看護師ってサービス残業が当たり前の風潮ですよね・・。
給料が安すぎる、サービス残業が多い病院で働いている人は、労働条件のいい病院へ転職しましょう♪
人間関係が悪すぎる
人間関係が悪いと、仕事に支障をきたします。
特に看護師の仕事は、常にコミュニケーションを取り合い、チームワークが大切です。
人間関係が悪い職場で働いていると、ただでさえストレスが多い業務に、さらに負荷がかかることになります。
上司に相談したり異動願を出したり、解決策はいくつかありますが、解決しないような状況の場合は辞めても良いでしょう。
人間関係の良さは、仕事のしやすさに直結!忙しくても人間関係が良ければ乗り越えられたりします
仕事が理由で体調を崩している
仕事によるストレスで体調を崩してしまっている場合も、我慢せずに辞めていいでしょう。
自分の体と心は何よりも大切で、「体は資本」って言いますよね。
人生は長いですし、その職場でうまくいかなかったとしても、体と心が健康であればその先も働くことができます!
自分を犠牲にしてまで、同じ病院で働き続けなくても大丈夫です!
自分の健康を優先しましょう♪
\ まずは一度相談してみよう✨ /
まとめ
看護師は、最低3年は辞めずに続けたほうがメリットがたくさんあります。
しかし、どうしてもな理由がある場合は辞めて、次の職場に転職しても大丈夫です!
- プリセプターやリーダー業務の経験がない
- 最低限の看護スキルが身についていない
- 退職金がもらえない可能性がある
- 奨学金の返済を求められる可能性がある
- 転職活動で不利になる
- 転職後、給料が下がる可能性がある
- 給料が衝撃的に低い、サービス残業が多い
- 人間関係が悪すぎる
- 仕事が理由で体調を崩している
辞めようか悩んでいる看護師のみなさん。
メリット、デメリットをよく考えて行動していきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント